「源兵衛川」が世界水遺産に認定されました!
三島市の「源兵衛川」(げんべえがわ)が世界水遺産に!
三島のシンボル的なスポット「源兵衛川」が、世界水遺産に認定されました!
源兵衛川は2016年11月に、世界かんがい施設遺産にも登録されており、今回の認定で、二つの“世界遺産”として認定されたことになります!!
源兵衛川へは、JR三島駅から歩いて10分程。せせらぎの音を聞きながら、世界水遺産を感じてみませんか?
三島の魅力~源兵衛川 夏 2015~(動画youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=dSMoW25lAiE
世界水遺産とは?
「世界水遺産」は、世界水会議(WWC:World Water Council)が2016年に創立二十周年を迎えるのを記念して創設された顕彰制度で、自然環境との健全な共生を実現した水管理システムを登録、表彰するものです。
登録にあたっては、100年以上続いていること、地域の知恵や協同が活かされていること、などの条件があります。源兵衛川については、三島市を中心に活動するNPOグラウンドワーク三島が中心となり、認定申請を行い、今回認定・表彰されることになりました。
「世界水遺産」の認定は、今回が初めてとなり、2018年3月18日~3月23日、ブラジルのブラジリアで開催された第8回 世界水フォーラム(WWF:World Water Forum)にて表彰されました。
認定を行う、世界水会議はフランスに本部を置く民間のシンクタンクで、各国関係者が世界の水問題を扱う国際会議「世界水フォーラム」を主催しています。
源兵衛川について
もともと源兵衛川は室町時代後期に築造された、全長 1.5 kmのかんがい用水路です。美しかった川は、1960年代以降の高度経済成長期に湧水の減少や、汚染が進みましたが、地域住民、NPO、行政等が協働で改善に取り組み、今の綺麗な清流が再生されました。
市民一体となり再生された清流、源兵衛川。現在では、初夏の夜にはホタルが舞い、川の中には木や石でできた散策路(飛び石など)が整備され、せせらぎの音を聞きながら歩くことができます。