三島七石・三島七木・三島七原・三島八景
三島七石(みしまななせき)
三島宿でみんなに親しまれ、その名が知れていた八つの小路や七つの石、七つの木。
江戸時代、箱根の関所を通るのにこれらをスラスラ言うことができれば三島人の証明となり通行手形を持たなくても通行することができたといわれています。
今も昔も何も語らず、じっと見守ってくれているのがこの七石。
その名前から「地域の人々に親しまれていたんだなぁ・・」なんて考えます。
山田の鬼石 (やまだのおにいし)
川原ヶ谷・山田/現存
とても大きい石で鬼が運んでいたが重たかったので捨てていったとか、鬼が毎日この石に座り込んで考え事をしていたなどといわれています。
蛙石 (かえるいし)
楊原神社・北田町/現存
境内入口より見るとカエルが座っているように見えることからこう呼ばれたらしいです。見かけのかわいさからでしょうか、宿場の人々に親しまれていました。
市子石 (いちこいし)
阿闍梨小路・広小路/現存
市子(イチコ)とは霊や死霊の意中をさぐる巫女さんのことで占いに使っていた石らしいです。つい最近まではユニー前にありました。
祟り石(たたりいし)
三嶋大社・大宮町/現存
初めは東海道と下田街道の分岐点に交通整理の役をしながら大鳥居前の十字路にありました。この石を動かしたところ災いが起きたことから祟り石と呼ばれるようになったという説もあります。
笠置石(かさおきいし)
宝鏡院・川原ヶ谷/現存
昔は馬乗り石(鞍掛の石)といい川原ヶ谷神社へ参拝する人がこの石を使って馬に乗ったといわれています。頼朝も使ったそうですよ。また、笠を置いていたとも言われていることから、笠置石とも言われています。
蛇石(へびいし)
秋葉神社??・加屋町??/不明
現在は地中に埋まってしまい、現存していません。たぶん、蛇のように見えた石なんじゃないでしょうかねぇ。秋葉神社入口にあったといわれていますが…
耳石(みみいし)
耳石神社・幸原町/現存
人間に耳の形によく似ているこの石、耳の病に苦しむ人たちがこの石に祈願すると治るといわれています。治癒したら小石に穴をあけ糸につるし奉納する習しがあるんですよ。
三島七木(みしまななぼく)
七木のうち現存するものはわずか2本。時の流れを感じます・・・
- 間眠神社の松(まどろみじんじゃのまつ) 東本町/現在3代目
- 法華寺の松( ほっけじのまつ) 法華寺・東本町/現存しない
- 石神社の松( おしゃもじじんじゃのまつ) /現存しない
- 三嶋大社の楠( みしまたいしゃのくすのき) 大宮町/現存
- 陣屋の欅( じんやのくすのき) /現存しない
- 道満塚の松( どうまんづかのまつ) /現存しない
- 清明塚の松( せいめいつかのまつ) /現存しない
三島七原(みしまななはら)
ココがそうです!!とはっきりと言えるものはないのですが、現在も地名として残っているものも多く、なんとなく推測できる気がするのがこの七原。
- 初音ヶ原(はつねがはら)
頼朝が箱根権現へ参るその時、この原でうぐいすの初音を聞いたことからこの名がついたという説があります - 国府原(こうはら)
昔は「国府原」と書いて「こうはら」と呼んでいたらしいこの地を現在は「幸原」と書いて「こうばら」といいます。 - 源氏原(げんじはら)
- 高天原(たかまがはら)
- 祇園原(ぎおんばら)
- 愛宕原(あたごばら)
- 爼原(まないたはら)
三島八景(みしまはっけい)
三島が誇るご自慢の景色だったのではないでしょうか・・・
- 三嶋大社の群鳥(みしまたいしゃのぐんちょう)
- 水上の富士(みずかみのふじ)
- 間眠の夜雨(まどろみのやう)
- 加茂川の蛍(かもかわのほたる)
- 広瀬の秋月(ひろせのしゅうげつ)
- 広小路の晩鐘(ひろこうじのばんしょう)
- 千貫樋の夕景(せんがんどいのゆうけい)
- 小浜山の暮雪(こはまやまのぼせつ)

















